Katate Masatsuka (方手雅塚)

Katate Masatsuka speaks.

Archive for October 2011

「最初にコイツはできると思わせたら、後は楽なんだよ。」

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小黒晴夫教授曰く「最初にコイツはできると思わせたら、後は楽なんだよ。」
逆に、最初にできると思わせることができなかったら、その認識を変えるのに
相当な時間が必要となることが多いように思う。
学生なら宿題や試験で「こいつは凄いな」と思わせることができるだろう。
では、研究者はどうか。研究成果で実力を示す以外にないが、具体的にはどうする?

ボスがいるとしよう。
ということは研究計画は、すでにある程度は明確になっている。
計画通りに研究が進んだら、それはうまく計画できていたということになりそうだ。
実際手を動かす者に対しては、「よくやってくれたね」とはなるが、
果たして「こいつは凄い」とまでいくかどうかはわからない。

確実にそこまでいくには、想定外のことを起こさなければならない。
それにはやはり新しい独自のアイデアを生まなければならないのではないかと思う。
例えば、研究の過程で出くわした大きな困難を独自のアイデアで解決していく。
または、全く新しいアイデアで独自の世界を構築していく。

もちろん、それに加えて、論文をたくさん読んで膨大な知識を得ることや、
有名な機関に所属したり、多くの有名な研究者とお友達になることも大事かもしれない。
が、その辺のことは二次的なことだと、私は思っている。

Written by Katate Masatsuka

October 22, 2011 at 8:15 pm

Posted in Research

インタビュー「生き残る道は2つある」

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平成23年10月23日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: どうやらおっさんの研究が ジワジワと浸透してきたみたいですね。

おっさん: まあ、まだまだ何とも言えんけども、少なくとも 今まで関心を持たなかった人々がグイグイ食いついてきたがな。 それはとっても素晴らしいことや。 わしのことをアホのおっさんやと思ってた人間も、「えっ、何? ええっ、 あのオッサンが。ええっ?」みたいな感じで困惑しとるがな。 っていうか、困惑すなよ! 素直に 「スゲー!」って驚けよ。 ほんま、こっちがこまっちんぐしてしまうわ。 はっはっはっは!

西川氏: (困惑するやろなあ) でも、今の状況では、 来年の夏になったらお金がなくなって首になる予定なんですよね。

おっさん: そうやんけ。 わしが所属する機関の研究者は 研究費によって雇われてるさかいに、研究費が無くなってしもたら首や。 そういうスリリングな システムでやらせてもうてます、ってな感じや。 このスリリングな世界で生き残る方法は2つある。 一つは、 近所にある某米国超有名航空宇宙研究機関の方々と仲良くして、何とか研究費がもらえるよう頑張ることや。 具体的にいえば、某米国超有名航空宇宙研究機関の方々が注目している研究分野、トピックを一生懸命勉強して 彼らの希望に合わせて研究プロポーザルを出すことや。 とにかくトレンドに乗り遅れることなく乗り続け、 そして研究費を出す機関の人達と仲良く仲良くすることや。 そうやって生き残っている研究者が多いというか、 ほとんどそうやろ。 そうでないと、こんなシステムで長いこと生き残っていけるかいな。

西川氏: (普通やん) なるほど。 で、もう一つの方法というのは?

おっさん: それは独自の目の覚めるような アイデアで新しいトレンドを作ることや。 新しい分野を開拓すると言ってもいいやろう。 某米国超有名航空宇宙研究機関の方々どころか、世界中が注目せざるを得ないようなアイデアを構築することや。 世界の最先端のそのまた先へと皆様を誘うんや! カモン、カモーン、ヘイヘイヘーイ!言うてな。 はっはっはっは!

西川氏: (簡単に言うなよ。っていうか、両方やったら?) なるほど。 ま、 しかし、そこまでスゴイことはなかなか出来るものではないですし、出来たとしても認められるまで時間がかかるでしょうから、それまでに首になってしまいそうですね。 っていうか、まさかおっさんの研究がそれほどのものだというのですか?

おっさん: よくもまあヌケヌケと、 アホー! もう一回言うたろか、アホー! それほどのものかどうか、これから証明してやるから覚悟しとけよ!  ちょっと待て、おい、こら!

西川氏: (これから証明って、あんた。ま、今日のところは逃げよう!) いや、すいません! ちょっとヤボ用がありまして。 また10日後にお会いしましょう! それでは!

おっさん: 待たんかい、こらー! ほんま、笑ってられるのも今のうちじゃ! 見とけよハゲ茶瓶!

Written by Katate Masatsuka

October 21, 2011 at 8:06 pm

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アイデアは逆境から生まれる

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ことが多いと思わないか? 思うだろ。私もそう思う。

困難や圧力に直面したとき、平凡でないアイデアが生まれる。
それは締め切り寸前のときかもしれない。
会社や上司に無茶な目標を押し付けられたときかもしれない。
あるいは、思いがけず何か大きな困難に出くわしたときかもしれない。

2004年、学会で発表すると約束していた結果が、学会2週間前の時点
でも得られなかった。もともと学会への申し込みに難色を示していた教授は
どこにいるかもわからず、私は孤独だった。旅行の準備も済んでいたが、
学会をキャンセルすることも考えた。しかし、その土壇場で一つのアイデアが
生まれた。論文は完成した。その後、そのアイデアは大きく発展することとなる。

じゃあ、逆境にいない者は非凡なアイデアを生むことはできないのか?
もちろんできるだろう。逆境にいると思い込むことだってできる。
他人から見てどんなに恵まれていても、どんなに素晴らしい環境にいても、
それは絶対にできる。困難を見つけることはアイデアを生むことよりも容易い。

Written by Katate Masatsuka

October 16, 2011 at 1:24 am

Posted in Research

インタビュー「 忙しいを、イソガユイと言い、略してガユイと言うんやないかい 」

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平成23年10月13日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 忙しそうですね。

おっさん: ガユイはほんま。 モーレツにガユイ。

西川氏: (また何か言うてはるわ) ガユイって何ですか?

おっさん: ええ~っ、ガユイ知ら んのかいな! お前はほんまに時代遅れのオクレン坊やなあ。 忙しいを、 イソガユイと言い、さらに略してガユイと言うんやないかい。 この2段階略方式は、 今やもう時代のスタンダードやぞ。 そんなことも知らんかったら、女学生に「それカナグのモギーだよね」と呆れられるぞ。

西川氏: (意味わからんわ) 恥ずかしながら、その女学生の言葉もよくわかりません。

おっさん: ほんま、お前ってアホなんやなあ。 よっしゃ、心配するな、 わしが教えたる! 結局のところ、全ては2段階略方式や。 ええか、「かなり」→「カナリング」→「カナグ」という感じや。 同様にして、「キモーい」→「キモスギル」→「モギー」となるわけや。 単純なもんや。 だいたい、わしの小学校の同級生に「メチン」というニックネームを持つ子がいたが、彼の場合は「林」→「林家小染」→「コソメ・チン」→「メチン」という3段階略方式やったぞ。 それに比べたら2段階略方式なんか単純明快なもんや。 アホのお前でもしっかり習得できるさかい、自信を持って頑張れ!

西川氏: (全てがわけわからんわ) そのようですね。

おっさん: さらに最近は極略式というのもあって、「ただいまー!」「おかえりー!」を「マー!」「リー!」と言ったり、 「美味しいー!」「ほんとー!」を「シイー!」「ホトー!」とか言うらしいわ。 さらに、俳優の江口なんとかは「エグ坊」、司会者のみのなんとかは「ミン太&ブラザーズ」みたいな感じで呼ぶらしいで。 ま、この辺はちょっと高度やさかい、お前はまだ知らなくても大丈夫やからな。 まずは簡単な2段階略方式でいけ! さあ、行ってこい!

西川氏: (どこに行って何をすればええんや) はい、頑張って行ってきます! それでは今日はこの辺で。 さようなら!

おっさん: 頑張ってこいよー! アホでも頑張れるところを見せてやれ! いやあ、今日もまたいいことをしてしまったぜ。 はっはっはっは!

Written by Katate Masatsuka

October 12, 2011 at 6:41 pm

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2月の崖っぷちを克服

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来年2月で研究費が底をつき、給料を払えなくなるので解雇される予定だった。
ポスドクではない。全ての研究者がそのような危険を常に抱えている。
私がいるのはそういうスリリングな研究・教育機関だ。
すでに解雇されて近所のコミュニティーカレッジでバイトしている者もいる。
私自身がそのような危機に陥ったのは、ある(見込みのあった)プロポーザルが
却下された4月のことだった。さあ、どうするか。研究費を獲得する他ない。

私には独自のアイデアがある。
それは2006年頃に思いついたもので、4年前にバージニアに引越してきてからも、
研究費を獲得することができないまま、時間外でコツコツと発展させてきた。
しかしながら、「これが出来ることを証明できたら、論文を読んでやる」だとか、
「斬新過ぎて受け入れられない」だとか。研究費を申請しようとしても入り口で却下、
メールは無視、提出したプロポーザルも1年半後になって「受け取ってない」だとか。

それはアイデアが良くないんじゃないの?
と言いたくなるところだが、それは違う。
逆に、ほぼ黒で埋め尽くされたオセロの台を、
たった一手で全て白にひっくり返すようなアイデアだ。
証明しろ? 証明して差し上げよう。
時間はできた。ついにサポートを得たのだ。
まあ、のんびりと待っててくれ。
思い出したら連絡するよ。

さて、次の崖っぷちは来年の夏だ。

Written by Katate Masatsuka

October 2, 2011 at 10:40 am

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インタビュー「猛獣がツウってどういう意味じゃ!」

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平成23年10月3日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: もう10月ですね。

おっさん: 猛獣がツウってどういう意味じゃ! 猛獣は寿司屋で 最初に玉子を頼むとかそういうことなのか! ライオンが寿司屋にいる時点でもうパニックじゃ! それが通って どういうことやねん! お前はもうほんまのアホなのか!

西川氏: (アホはあんたや) アホではないです。 ただ、 もう10月だなあと話を振っただけで。

おっさん: そんな意味不明な話を振るなっちゅーとんねん! ほな何かい、 「猛獣が通だなあ」と振られたわしはどないしたらええねん! “いやあ、本当に猛獣は通だよね。こないだもさあ、うちにある親父のギター見てホワイトタイガーが「これギブソンじゃん! すごいね、これ50年代だよ!」って言ってもん。” だとか、“こないだインドライオンの奴とカレー屋行っんだけど、「このスパイスはクミンだね。一度知るとクセになるんだよね」とか言っててさあ、ほんと猛獣は通だよね。” とか話し返せばいいのか! そんなもん、わしの方がアホに思われてしまうわ! アホか!

西川氏: (相変わらずやけど、このおっさんアホや) いや、そういうのじゃなくてですねえ。

おっさん: もうこんなアホと話するのんイヤや! こんな質問ばっかりするようでは、他の奴と交代してもらうからな! 家へ帰って反省してこい! 今日はこれで終わりじゃ!

西川氏: (質問してないし、誰がやっても一緒やで) そうですか、わかりました。 では、今日のところは家に帰って反省してきます。 また10日後にお会いしましょう。

おっさん: おう! しっかり反省してこいよ! 日本語ももうちょっと勉強してこい! わしは相変わらず忙しいけども、お前が努力するならしっかり相手してやるからな! 泣くなよ! 泣いたらあかんぞ!

Written by Katate Masatsuka

October 2, 2011 at 10:31 am

Posted in Interview

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