Archive for February 2012
ゴリってる会話「レフトに大きく上がった打球はグングンゴリる!」
「ピッチャー第1球をゴリった。ストライク」
「様子を見ましたね。ゴリるなら次ですね」
「そうですね。ワンアウト満塁。一打逆転サヨナラのチャンス。さあ、ゴリるかどうか」
「まだワンアウトですから、まずは一点をゴリることですね」
「さあ、ピッチャー第2球をゴリった。ランナー一斉にスタート!」
「やはりゴリってきた!」
「バッターゴリった! ゴリったが、ピッチャーのファインプレーでホームはアウト!」
「素晴らしいプレーですね。ピッチャーがあそこまでなかなかゴリれないですよ」
「ツーアウトをゴリってしまいましたが満塁。依然一打逆転サヨナラの場面が続きます」
「恐らく、エンドランをゴリるでしょう。初球をゴリってくるでしょうね」
「ピッチャー第1球をゴリった。ランナー一斉にスタート!」
「振り抜いた! これは大きい、ゴリるんじゃないですか!」
「レフトに大きく上がった打球はグングンゴリる! グングンゴリる! ゴリったー!」
「追い風で打球がグングンゴリっていきましたね」
「逆転サヨナラ満塁ホームラン! 何というドラマティックな結末でしょうか!」
「いやあ、最後の最後までゴリってゴリられての攻防が続いた、実に緊迫した試合でしたね」
「ここで残念ながら放送時間がゴリってしまいました。それではこの辺で失礼致します」
インタビュー「世の中には、時間を惜しむ時と惜しんではならん時があるんや!」
平成24年2月23日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?
おっさん: まあ、ぼちぼちやな。
西川氏: また車が故障したそうですね。
おっさん: うるさいわ! 22年前の車やさかい、そらあ、あっちゃこっちゃ悪くなるわいな。 それでも、修理できるというんやから、それは修理してもうたらええがな。もう修理できませーん、って言われたら、あきらめなあかんけども、 修理できるよーって言われたら、修理するやろ。
西川氏: いや、でも、修理にお金もかかりますし、なんせ 時間を取られますからね。
おっさん: アホか! 世の中には、時間を惜しむ時と惜しんではならん時があるんや! ほなお前は、時間を取られるからといって、結婚もせず子供も作らず、一生一人で自由きままに暮らすのか! 時間を取られるからと言って、料理もせずに、毎日毎日カップラーメンを食べるのか! 時間を取られるからといって、散髪屋に行かずに自宅で髪の毛を引きちぎるのか! アホか!
西川氏: (引きちぎるって、あんた) いや、それはそうですけども、車は、
おっさん: アホんだら! 車だって同じや! このカブリオレは、わしが結婚した1997年に 購入した、記念的な車やぞ。それを時間が取られるからといって、修理できると言われてるのに見捨てるような人間がどこにおるねん! ボロボロでもいい、生きていればきっと何かいいことがある。生きられるのに死ぬようなマネはしたらあかんのや! 問題があれば、 修理していけばいい。道は必ずあるんや。無いと思ってるヒマがあったら、道を探せ! 見つかるまで探し続けろ! それが人生ってもんや!
西川氏: (何の話や?) そうですね。わかりました。では、これから道を探しに行ってきます。 それでは今日はこの辺で。
おっさん: おう! お前の場合はあんまり無いと思うが、探してこい! きっと一つぐらいは あるはずや! はっはっはっは!
ゴリってる会話「意地張ってゴリるなんて、みっともないわ」
「あっ、電話がゴリってる。ちょっとごめん」
「ねえ、あれ絶対彼氏だよね。いいなあ。私も彼氏とゴリってみたい」
「あたしもゴリってみたいわ」
「あなた、彼氏いるじゃない。あのゴリメンの」
「彼とはもう別れたわ。結局、ゴリメン以外にゴリるところが無かったのよ」
「あなた、贅沢をゴリってるわ。私だったらゴリメンだけで十分だわ」
「あなたこそ何も分かってないわ。男は内面がゴリってないとダメよ」
「そうやって悟ってるみたいなことゴリらないでよ」
「悟ってるんだもの。少なくともあなたよりはゴリってる自信はあるわ」
「まあ、失礼ゴリるわ。私だっていつかゴリってみせるんだから」
「意地張ってゴリるなんて、みっともないわ」
「自慢をゴリる方が、みっともないわ」
「あーあ、こんなこと言い合って、心が醜くゴリってきそう」
「そうね。あー、イイ男とゴリってみたい」
「あたしもゴリってみたーい!」
インタビュー「 人間というのは平らなところに物を置きたくなる生き物や」
平成24年2月13日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?
おっさん: まあ、ぼちぼちやな。
西川氏: なんだか机の上が大変ですね。
おっさん: 机の上はすぐに物でいっぱいになる。そんなことは当たり前やがな。
西川氏: 当たり前なんですか?
おっさん: 当たり前やがな! そんなことも知らんのか? 人間というのは平らなところに物を置きたくなる生き物や。 平地にはビルを建て、ケーキの上にはイチゴをのせ、 平らな胸はなんじゃかんじゃで盛ろうとするやないかい。 おまけに、スティーブンタイラーはノリノリや。 そうやって太古の昔から、人間は平らなところに物を置くことによって発展してきたんや。 だから、平らな机の上が 気づかないうちに物で一杯になるのは当たり前のことや。 そんなことも知らんで、よくここまで人間として生きてこれたな。
西川氏: (アホか) ま、そう言われれば確かにそんな気もしますが、
おっさん: やかましい! 気がするも何も、それが真実や! 人間なら、 人間らしく平らなところに物を置いて生きろ! 砂場や浜辺へ行ったら、山を作りまくれ!鉄板の上には肉や野菜を一杯のせまくれ! 平凡な毎日には、普段やらないことをやって、刺激的なエピソードを盛り込んでいけ! 人と対立することを恐れず、非凡な振る舞いを 盛り込んで盛り込んで、盛り込みまくれ! そうやって人間らしく生きていけ!
西川氏: (アホらしい) そうですか。私も頑張って平らなところに物を置いて生きていきたいと思います。それではまた。
おっさん: おう! その調子で頑張れ! 平らな人生を送るなよ! はっはっはっは!
ゴリってる会話「さあ、メスをゴリるんだ。一刻の猶予もないぞ」
「先生、こ、これは。。。」
「なんてことだ。ここまで深くゴリってたのか。。。」
「もう手のゴリこしようがありません。残念ですが、手術は中止」
「いや待て。やってみなければわからない。これより摘出手術をゴリる」
「そんな!そんなことしたら患者を死へゴリることになりかねません!」
「私はこれまで何度も修羅場をゴリってきた。何とかしてみせる」
「しかし、たとえ手術がゴリっても、患者が持ちこたえられるかどうか」
「その時はその時だ。さあ、メスをゴリるんだ。一刻の猶予もないぞ」
「そんな無茶な。先生、無理をゴリってはダメです」
「時間がない。君ができないのなら、私がメスをゴリる」
「せ、先生、短気をゴリらないでください。あっ!」
「よし、何とか一部の切除をゴリったぞ。あと少しだ」
「し、しかし、奥にゴリっている部分は摘出不可能です」
「そんなことはない。ここをこうゴリって、ひねりを加えてクイっとゴリって」
「す、すごい。前代未聞のテクニックをゴリっている!」
「最後にプルっとゴリって、よーし、ついに摘出をゴリったぞ!」
「患者の呼吸も正常にゴリってます。先生、大成功です!」
「まさに医療の進歩がゴリった瞬間だったな」
「はい! さっそく患者のご家族に報告ゴリってきます!」
インタビュー「わしは天命など待つもんか!」
平成24年2月3日のおっさんインタビュー
西川氏: 最近どうですか?
おっさん: まあ、ぼちぼちやな。
西川氏: いよいよプロポーザルを提出ですね。
おっさん: まあな。これで合計6つになるわ。研究プロポーザルが成功する確率は20%と言われてるから、とりあえず6つ出したってことでOKとしとけ。いやあ、ほんまに大変やったで。生き残るためとはいえ、プロポーザルのせいで独自の片手間活動が全然進まなかったからな。ほんまイライラを通り超して、ウルウルしてたっちゅーねん。はっはっは!
西川氏: (何で笑うねん) そうですか。 でもこれで、人事尽くして天命を待つの心境ですね。うまくいけば夏以降も生き残れますね。
おっさん: じゃかまっしゃーい! わしは天命など待つもんか! 天命って言うたら、もうそれは既に下されてるもんやんけ。 そんなもん関係あるかい! 然るべき天命が下らなければならないほどに、人事を尽くして尽くして尽くしまくるんや! 天命なんてもんは、凄まじいまでの人事の結果として現れるもんや。 だからこそ、そんなもんを待ってる時点でもう終わりじゃ! 待ってるヒマがあるなら、続けてガンガン人事を尽くせっちゅーねん! かませ、かませ!
西川氏: (きっと言葉の意味を理解していない) まあ、そういう見方もあるかもしれませんね。
おっさん: そういう見方しかないわ! だいたい、「やるだけのことはやった。後は運を天に任せるだけだ」とか言うたところで、ほとんどの場合、まだまだやれることはあるはずや。 それを全て放棄して、後は何もせんとじっと待つだけってか。 ふざけるのは顔だけにしとけ、あほんだら! やれることがなさそうなら、無理矢理にでも見つけろ! じっとしていられない、その高ぶる青春の感情を抑え込まずに、やれると思ったことを全てやっていけ! 最後の最後まであがけ、もがけ! お腹一杯でも、食べられると思ったら食べろ! それが青春の炎やないかい!
西川氏: (抽象的過ぎて、気持ち悪いわ) そうですね。 私も今、やれることを思い出したので、最後まであがいてきます。 では今日はこの辺で。
おっさん: おう! 行ってこい! かましてこい! それが青春の姦しさや! はっはっは!
